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ホームヤーンゲージヤーンゲージの使い方 説明
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ヤーンゲージの使い方 説明

販売価格はお問い合わせください。
[1点]


左5本は黒檀(エボニー)。右は、サクラ、イロコ、リードウッド(サクラは完売いたしました)

英国在住ポーランド人のアンドレさんオリジナルのヤーンゲージ。
ブログをお読みいただいた方に早速ご注文をいただきました。

ありがとうございます<(_ _)>

ヤーンゲージの実際の使い方の詳しい説明をしてほしいとの依頼がありましたので、
できるだけわかりやすい説明を試みようと思います。

わかりづらい点や、もっと詳しく知りたいという方は
ご指摘くださいますと大変うれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。



1. ヤーンゲージとは?

ヤーンゲージは、糸の「実際の太さ」を計測するための道具です。

一般的に販売されているヤーンゲージには
ハーフインチ(約1.25cm)と1インチ(約2.5cm)のスロット(溝)があり、
そこへ糸を巻いて、糸の太さを測ります。



左はアシュフォード社、右はシャクトスピンドル社のヤーンゲージ
板状のものが一般的です。

円柱形のヤーンゲージは、スムーズに簡単に糸を巻くことができ、
手に馴染む優しさがあり、使い勝手が良いと思います。

2. 糸の太さの測り方



いとだまオリジナル(アンドレさんオリジナル)ヤーンゲージは、
2cmと3cmのスロットが入っています。
(cm単位のスロットがあるヤーンゲージは他では市販されていません。)

スロットに、自然な密度で糸を巻いていきます。
2cmまたは3cm幅のスロットに何本の糸が巻けるか数えます。

巻けた本数を「2cmスロット」なら2で、「3cmスロット」なら3で割ると、
1cm当たりの糸の本数がわかります。

巻き方をきつく巻いたり、ゆるく巻いたりすることで本数は変わります。
自分の紡いだ糸に関して、同じ密度で巻くことで
自分の紡ぎ糸の客観的な太さを測ることができます。


↑このように定規に直接糸を巻いて測る方法もあります。
糸がまっすぐに巻けないなど、使いづらさがあると思います。

手紡ぎの糸は、紡績糸に比べてたくさんの空気を含んでいますので
紡績糸に適用される重さと長さで計算する「番手」は、目安になる程度です。

ヤーンゲージを使うことで、
目で実際に確かめた太さを客観的に比較することができます。


3. 糸を編み物に使う場合

実際に測った糸の太さ(数字)をどのように使えばいいのでしょうか。

一般的に紡いだ糸は、「編み物」(レースまたはニット)「織物」に使うことが多いと思います。

はじめに、編み物に使う場合です。

編み物用の糸の太さは、
レース、極細、合細、中細、並太、極太、極々太
などで表されます。

英語圏では、レース、ファイン、ライト、ミディアム、バルキー、スーパーバルキー
などで表されます。


画像の転載元→


画像の転載元→

↑上の表では、糸の太さをWPI(1インチ当たりの糸の本数)で示し、
その数字によって、0〜6まで、糸を分類しています。
上の表ではインチ単位(WPI)で分類しています。

このように、ヤーンゲージで測定した数字によって、毛糸の太さを分類し、
その糸に適した編み物をすることに応用することができます。

実際に編み物をする場合には、必ず10cm四方の試し編みをしてから
編みのゲージ(縦横10cm当たりの編み目の数)を数えますので
ヤーンゲージで測る糸の太さは目安にはなると思います。

紡いだ糸を自分で使うのではなく、販売する場合には、
この数字が糸の太さを示す客観的な材料になります。

1cm当たりの糸の本数がわかれば、インチ(WPI)に換算するには
2.5をかけるだけですので簡単です。

↓ヤーンゲージの使い方の例



上のヤーンゲージには2インチのスロットがあり、目盛りもついています。
同時にWPIによる糸の種類が記載されています。
(WPIとは、「1インチあたりの糸の本数」です)

例えば、一番上には、「30-45WPI___Lace」とあるように
1インチ当たり30〜45本の糸が巻けた場合、その糸はレース糸に適している。
ということを示しています。

4. 糸を織物に使う場合



次に糸を織物に使う場合です。

織りに使う場合に、最もヤーンゲージが役立つと思います。
それは、経糸密度を決める時に、最も参考にできるからです。

織りの経糸の密度(筬密度)を決めるのは、だれしも一番迷うのではないでしょうか?

「糸の密度」とは、「一定単位の間に並ぶ、経糸、または緯糸の本数」のことです。

緯糸の密度は、織り始めてから打ち込みの強さで変えることができますが
経糸の密度は、整経する前に決めてから、経糸本数が決定するので、
あとから変更することができません。

一般的には、筬目にピタリと入る(あるいは筬目よりやや太め)の糸が、
筬に対してちょうど良い太さだと言われています。

そこで糸に最も適した筬目を決める時は、
ヤーンゲージに隙間なくきっちりと糸を巻きつけて、1cm当たりの本数を数えます。
1cm当たりの糸の本数=筬目となります。

例えば、3cmに30本の糸が巻けた場合、
1cm当たりは10本ですので筬目は、10羽(1cm当たり)です。
5羽(1cm当たり)の筬ですと丸羽(一目に2本ずつ通す)となります。

実際には、密度が多いとしっかりした丈夫な布となり、
密度が低いと、ガーゼのように柔らかくコシのない布となるので、
織りたい布によって同じ糸でも筬目は変わってきます。

そこで、ヤーンゲージに糸を巻く際に、
自分の求める間隔(筬目の間隔)に糸を巻いていきます。

ゆったりとした間隔で糸を巻き、3cmに21本巻けたとして、
1cm当たりは7本ですので筬目は、7羽(1cm当たりのスロット)です。

このように実際の経糸の間隔をヤーンゲージに巻くことで
筬目を決めるのに役立てることができます。

伝統的な鯨尺の筬の場合は、筬目は、鯨尺の一寸(約3.8cm)の中のスリット数を表しています。
cm単位の数字に3.8をかけて換算してください。

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文章にするととても長くなりますが、
実際に使ってみると、簡単に感覚的に理解できると思います。

みなさんも是非、使ってみてください。

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